目次 (3回のイベントに渡って開催されました)

1) 2016.4.22 Kick Off Meeting @ 東京
2-1) 2016.5.7 Field Hack 1日目 @ 女川
2-2) 2016.5.8 Field Hack 2日目 @ 女川
3) 2016.5.29 成果発表会 @ 女川

2016.5.8 Field Hack 2日目 @ 女川

2016年5月7日(土),8日(日) FiledHack ONAGAWA が、宮城県牡鹿郡女川町(ONAGAWA)で開催されたので、参加してきました。

さて、二日目がスタート。

 

昨日整理整頓した付箋の5W1Hを眺め、思い出し、それらの課題を解決するアイデアのスケッチを始めます。

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ここで、ちょっとしたコツを教わります。

 

・立体感を感じるような影を簡単でいいのでつけてみる。
・1色をアクセントカラーにつかってみる(用意されていたのはオレンジ)
・最後に、輪郭を黒で太くなぞって書く。

 

私は絵を描くのが苦手なのですが、上記3点気をつけると、いつもより、数段しっかり書けたような気がします。
その後、チーム内でそれぞれが書いたアイデアスケッチを、縦軸・横軸を決めて、プロットしていき、ディスカッションを深めていきます。TABE Hackチームは、縦軸に実現性(難易度)・横軸に人が集まる を設定しました。
いろいろ煮詰まってきたので、天気もいいし、ウッドデッキで作業してみようと部屋の外へ。

 

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あーだこーだと、頭を悩ませました。産みの苦しみが続きます。

 

たーくさん課題を教えていただいたのですが、

 

・飲食店、ここでは始まったところ(昨年末12月にシーパルピア女川がオープン)
飲食店としての Try & Error を試すべき時期。
・課題はいろいろあるが、FieldHack のテーマであるテクノロジーで解決するべきではなさそうなことがイメージまで遠い。(テクノロジー以外でのアナログな解決が手っ取り早そう)
・果たして観光客は、自動化された、、、例えばロボットに案内されたいのか。すこしでも現地のひととコミュニケーションをとりたいのか。後者ではないだろうか。
・現在お客さんの分析データが足りない
開業して一年たってないので、今回のゴールデン・ウィークの人混み予測もたてられないし、結果、テント出店などイベントの効果が高かったのかどうかの比較対象もない。
・午後の仕込みの時間はお店をあけていないのだけど、その時間バイトを増やすなどしてお店を開けてみたとして、もっとお客さんがくるのか想像がつかない。

 

などなど。

 

われわれは飲食コンサルではないのですが、単純発想だと、まずは「誰がいつ何を目的に誰と女川町にきてくれているのかのデータをとりつづけるような仕組み」が必要な気がするのですが、定量的なデータを集め、それを元に施策をうち、目に見えた効果がでてくるまでは、最低1年、実際はもっと長期戦にもなりそうです。
今回のような FieldHack は、受託仕事でもコンサルティングでもないので、もう少し短期間でなにかわかりやすい効果を感じられるソリューションのほうが、みんなワクワクするんだよなぁ、、、と、なかなかアイデアが一点に集結しません。
となると、ふと「いまシーパルピアを散策されている方々に『どこから誰と何を目的に女川町に来たのか』を、簡単アンケートとればよかったんだ! それだけでも随分発想のヒントになるはずだ」と思いつくも、残された時間はわずかで動けない。
ここでタイムアップ。
各チーム発表の時間にうつります。

 

〜 発表会まで、試行錯誤がつづくので、中略 〜
各チームなかなかおもしろかったですね。
まだまだそれぞれブラッシュアップ中なので、詳しくココにかきませんが、

 

山、海、教育、街

 

それぞれの課題を抽出し着眼し、おもしろいテクノロジーでの解決を当ててきています。

 

TABE Hack も負けてられません。まだまだ産みの苦しみはつづきます。

 

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電車で帰路につきます。
「女川は流されたのではない、新しい女川に生まれ変わるんだ」

 

という横断幕が高台にかかげられていました。

 

町全体に「とりあえず、やってみよう!」という気質が醸成されているのを、ひしひしと感じる二日間でもありました。

 

次は5月29日(日)に女川町に再集結して発表会。

 

それにむけて、ものづくり開始です。

 

次は、いよいよ発表会です

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