PPAPネタではじまり、PPAPネタで締められた準決勝。ノリがいいからほんと楽しい!

MashupAwardsの準決勝となる2ndSTAGEは、各地でのハッカソン予選やプレゼン予選で勝ち抜いた作品、テーマ賞やオンライン審査で選ばれた作品など、様々な選考を勝ち抜いた作品がそれぞれ渾身のプレゼンテーションを披露しぶつかり合う場です。

そんな55作品が同時に発表するこのイベントは3部に分かれており、今回は、第三部で発表された以下16作品のレポートになります。(☆はトップ10作品です)

41.どこでもMステ
☆42.ホッパースクラッチ R-18
43.次世代型缶(?)蹴り
44.自己主張〇〇s
45.PaintUp
46.Internet of Tairyoku
47.ボールを投げてインクをぶちまけ!
48.Emmer
49.Osara
☆50.年収800万円以下でも寿司が止まって見える装置
51.Kobots
52.一緒に『ミライ』 by プロジェクトK(婚活)
53.家庭の戸締り問題 × IoT
54.enePoint Concent
55.Ba-Chang Car – 次世代「お婆ちゃんがよく押してる謎のカート」
☆56.srt.js: YouTubeの映像と連動したマッシュアップ作品を簡単に作れるJavaScriptフレームワーク
早速作品の紹介していきますね!

 

■作品紹介

第三部のトップバッターは超大物有名人のいるこのチームからです!

41.作品名:どこでもMステ/チーム名:’90Jpopers(関西代表)
どこでもそこがMステの入場シーンに早変わり。歩けばオープニング曲、手を振れば歓声!
http://hacklog.jp/works/50042
MESHを使い倒したこの作品。「人感タグ」で人を感知するとMステのオープニング曲が流れ、カーベットの両脇にあるLEDが光ります。手を振ると腕についている「動きタグ」をトリガーに歓声が流れます。
出演者の立ち位置にあるバミリテープの位置には「明るさタグ」を仕込み、足で踏むとMステの締めの音楽が流れます。


登場してもらいましょう!’90Jpopersのみなさまです!のデモ!

懇親会ではタモさん大人気でしたねw

 


42.作品名:ホッパースクラッチ R-18/チーム名: F cup(金沢ハッカソン最優秀賞)
ホッピングで美女の裸をGETだぜ!! ※美女とジャンプ力には個人差があります
http://hacklog.jp/works/49009
(トップ10に入った作品です。詳細はトップ10のレポートをご覧ください。)

 


43.作品名:次世代型缶(?)蹴り/チーム名:缶蹴り(函館ハッカソン最優秀賞)
昔ながらの遊びである缶蹴りに「未来」をプラス
http://hacklog.jp/works/48549
コンセプトは、缶けり×心拍×ロボット。缶けりをハックした新しいプロダクトです。でも、缶を蹴りません。缶の代わりにSpheroを利用。心拍数が上がる音がなって鬼に気づかれたり、鬼は遠隔からSpheroを動かしたりして防ぐこともできます。

缶が逃げていくデモ


44.作品名:自己主張〇〇s/チーム名:Shy(名古屋ハッカソン最優秀賞)
人間とモノとの”ゆるい関係”.使ってくれることを願って,そっと自己主張.
http://hacklog.jp/works/48866
スマホの通知とかは飽和気味ですね。 そこで、あくまでも自律的にものが主張する、というものを目指したこの作品。2ndSTAGE用として、新しく「自己主張洗濯カゴ」を作りました!
洗濯しちゃったのに雨…こんな経験ありませんか?こんなことをなくします。洗濯をしようとした時(洗濯かごをもった時)に「今日は雨だよ!」「今日は晴れだよ」と光と音で教えてくれます。各種センサーとカレンダー、メールAPIを組み合わせて機能を実現。


雨の日に洗濯かごを持ち上げると、ヨシズミ君の目が光り、音がなって自己主張し始めるデモ

 


45.作品名:PaintUp/チーム名:ANDO Yasushi(デザイン活用賞 by オートデスク)
適当に描いたイラストが3Dになります
http://hacklog.jp/works/49243
娘にウケればいいなと思って制作。書いたものが立体になります。ウェブアプリなのですぐ使え、データはDLできるので3Dプリントも可能です。子どもでもすぐにつかえる直感的な操作を実現しています。

絵を書くと3Dになりデモ。写真も取り込めますよ!(絵は…くまにしたかったみたいです)

 


46.作品名:Internet of Tairyoku/チーム名::muscle: (オンライン審査通過作品)
体力による快適なインターネット生活
http://hacklog.jp/works/48293
好みの筋トレ器具にMESHを組み合わせ、一定時間センサの動きがないとプロキシサーバにより接続制限がかかり、インターネットができなくなります。つまり、筋トレをしないとインターネットができなくなる!?ネット依存症の近代人にむけた、筋トレを継続的に続けるための作品です。


インターネットしてると急に画面が!筋トレすると復活するデモ

インターネットするために筋トレを継続する作品だったはずなのに、なぜかプレゼンではインターネット見たい人が筋トレしていないという…(インターネットをみたい奥様のために筋トレする旦那様という設定w)

 


47.作品名:ボールを投げてインクをぶちまけ!/チーム名:namaCream(オンライン審査通過作品)
物理的にボールを投げると、当たったところからインクがはじけるインタラクション
http://hacklog.jp/works/49964
防犯カラーボール投げてみたくありませんか?それを実現できるものを作りました。
ボールを壁に投げるとインクがはじける映像が流れ、生き物もでてきます!キャラにあてるとリアクションがあったり、色が重なり合うとレアキャラがでたりと楽しい仕掛けもいれています。
画面の裏側に加速度センサを持っており、キネクトとプロジェクタを連携。ウェブカメラでボールの色を解析しています。

機材がデカすぎて持ち込めなかったため、夢中でボールを投げる子ども達の映像で説明。

 


48.作品名:Emmer/チーム名:FUNKey(「愛」をカタチにするニフティIoTデザイン賞 by ニフティ)
顔からユーザーを認識し,ユーザに合わせて日々の欲しい情報を音声で届ける置物です
http://hacklog.jp/works/49146
朝の身だしなみなどを行ってると時間がなくなってしまいますよね?そこでこのプロダクトを使います。使い方は、顔認識をさせ、あとはEmmerの前にいるだけ。それだけで欲しい情報(今日のニュース、電車の遅延状況、スケジュール)を教えてくれます。それだけでなく、毎日顔を確認することによる変化の確認(髭の濃さなど)などもチェック。個人ごとに識別して、その人の特徴にあった内容を届けます。鏡の前においておけば、ユーザーはいつもどおりの行動をするだけでOKです。

顔の認識の画像も。

電車の遅延情報を教えてくれます。

 


49.作品名:Osara/チーム名:旬のしいたけの石づき(Smart Table 賞 by ぐるなび)
「Osara」は、色やパターンを変化させ、料理をよりおいしそうに見せるお皿
http://hacklog.jp/works/49618
食事の質が高いほど、幸福度が高くなると言われています。赤いお皿は緑をキレイに見せてくれたりして、野菜を彩りよくし、食事の満足度をあげることが出来ます。しかし、たくさんの色のお皿を用意するのは大変ですよね?そこで、いろいろな色に変化する、Osaraを開発。
しかし、どんな色にすれば良いのかってわからない問題があるので、オススメモードを搭載!写真を1枚とるだけで料理を美味しくみせる色に変化します。彩りは既存の知見を用いて決定。

サンドイッチを画像認識して、オススメのお皿の色を提案してくれる実演デモ!

 


50.作品名:年収800万円以下でも寿司が止まって見える装置/チーム名:yumulab(北陸代表)
ゾートロープの原理で回転している寿司が止まってみえる装置
http://hacklog.jp/works/48372
(トップ10に入った作品です。詳細はトップ10のレポートをご覧ください。)


51.作品名:Kobots コネクト・カスタマイズ・ロボット/チーム名:Ktrips 吉田 顕一(オンライン審査通過作品)
iPhoneとLEGOとコネクトしてカスタマイズできるロボット
http://hacklog.jp/works/48379
ベイマックスに登場したガジェットを実現。ブロックを組み合わせるとロボットになります!サーボ、モータ、フェイスなど別々に部品化されており、組み合わせでロボットを作成できます。
タブレットに手書きで記号を書き入れると、ロボットが認識!
インターフェイスとしてはタブレット以外にも、頭につけたMESHや腕時計型デバイスから動かすことも可能です。

タブレットに絵を書くと…連動してロボットが動くデモ。まずは命を吹き込みます。

 


52.作品名:一緒に『ミライ』 /チーム名:プロジェクトK(婚活) (Bluemix賞 by 日本アイ・ビー・エム)
同じTV番組を見た視聴者がポイントをためて参加するリアル婚活イベント
http://hacklog.jp/works/48240
見ているTV番組をもとに、性格や傾向を診断し、ユーザー間の相性を判定。男女の出会いを創出します。性格の判定にはBluemixを使用。


53.作品名:家庭の戸締り問題 × IoT/チーム名:@yamacho1111(CONNECTED DEVICE賞 by ソニー)
家庭の戸締り問題にIoTで戦いを挑み、試行錯誤して出来た装置
http://hacklog.jp/works/49744
重大な家庭の問題である「戸締まり」。 相方が時々鍵を閉め忘れることがあり、口論になったこともあります。相方の主張は「知らない」「言うほど忘れてない」というもの。証拠を突きつけるために、ログを残そうと試みました。MESHのGPIOタグを使って鍵に取り付けしました。ただ、問題が発生。ドアにはカギが2つあり、下のカギを締めていた。なので、上のカギが開いたままだと気持ち悪い光を灯すことにし、効果は抜群になったとのこと。

初期の試作品はとてもごちゃごちゃしていましたが、最終的にはこんなにシンプルに!

上のカギがアイていたら、気持ち悪い色に電球が光るデモ。

 


54.作品名:enePoint Concent/チーム名:BRIL★研究会(関西代表)
使いすぎは元から断て!
http://hacklog.jp/works/48511
子供のTV見すぎ、スマホ触りすぎ、ゲームやりすぎ…全部電気機器なので、電源供給を制御してしまえ!と考え制作。 専用の電源タップを開発し、給電できるポイントを設定できる専用のNFCカードを作成しました。ポイントはアプリから簡単に付与できます。子供がお手伝いや善行をすることで、電気が使えるポイントを付与。 また、その記録をつける事で、親も子供の良い行動の積み重ねに気づきます。

ポイントが付与されると電気がつくデモ。

 


55.作品名:Ba-Chang Car – 次世代「お婆ちゃんがよく押してる謎のカート」 /チーム名:Internet of Tosa(オンライン審査通過作品)
衝突安全、速度監視、オートライト、環境情報、対話機能搭載のシルバーカー
http://hacklog.jp/works/49644
いきなりですが、おばあちゃんのおしてる謎のカート…ありますよね。その市場規模は数十億円にもなっています。そして、重くても大きくてもいいおばあちゃんカーはハックしやすそう!ということでハックしてみました。
タイヤの回転数から歩行距離やスピードを計算する「婆イタリティ」、動き出したら天気をお知らせしてくれる「キョウノテンキ」、障害物に近づくと危険を知らせる「ローガン(底眼)」など多機能です。

足元の危険物を教えてくれたり、お出かけ時に天気を教えてくれたりするデモ

 


56.作品名:srt.js: YouTubeの映像と連動したマッシュアップ作品を簡単に作れるJavaScriptフレームワーク/チーム名:栗原一貴(オンライン審査通過作品)
YouTubeの映像と連動したマッシュアップ作品を簡単に作れるJavaScriptフレームワーク
http://hacklog.jp/works/49676
(トップ10に入った作品です。詳細はトップ10のレポートをご覧ください。)

以上、第三部のレポートした。

 

全作品紹介は以下のリンクから!(二部、三部は公開されたらリンクつはります)
トップ10 | 第一部 | 第二部 | 第三部

 

イベントの様子、超ボリュームのまとめになっています。参加者同士の掛け合いが面白すぎるので是非チェックしてください。
●つぶやきまとめ(togetter)
第一部 http://togetter.com/li/1055425
第二部 http://togetter.com/li/1055482
第三部 http://togetter.com/li/1055522

写真もドーンと特盛りボリュームです
●イベント写真(flickr)
第一部 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums/72157675758329731
第二部 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/sets/72157673375694654
第三部 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/sets/72157677264191606

 

全ての動画はこちらから。第三部の発表は「6h30m〜」になります。

 

 

蛇足

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2ndSTAGEはいつものMAらしくなく、いろんな方にお手伝いいただきスタッフがたくさんいます。
カメラのお手伝いをしてくれた横田さん、前本さん、宋さん。ありがとうございました。

Twitterのつぶやきをお手伝いいただいた、安藤さん、古川さんありがとうございました。

PAなど担当していただいた、辻さん、三上さんありがとうございました。

受付をしていただいた、丸山さん、宇都宮さん、全体フォローしてくれた和田さん、ありがとうございました。

そしてそして、カルカルのみなさまもありがとうございました!(マイクは顎につける!これ一生使えるテク!)

最後に、松川さん、伴野さん、お疲れ様でした。(まだ決勝あるけどね)

最後の祭りは12.17(土)だよ!

 

MashupAwardsイベント情報 

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