9月8日(火)に愛媛県松山市の愛媛大学の会議室をお借りして、アイデアソンしてきました! その名も「Mashup Ideathon 愛媛 〜WebAPIを使ってMashupサービスを妄想しよう!!~」 。
18名の方にご参加いただき、今回はドコモさんがもってきてくれたデバイスを一つ選んでもらい、kintoneとSendgridとの掛け合わせたアイデアついて妄想していただきました。
ベストアイデア賞は、しりにしかれ隊チームです!おめでとうございます。
早速発表されたアイデアを紹介したいと思います。
■アイデア紹介
まずはベストアイデア賞からの紹介です。
今回のアイデアソンは、ドコモさんがもってきてくれたデバイスを一つ選んでもらい、kintoneとSendGridとの掛け合わせたアイデアを考えていただきました。
今回ドコモさんにもってきていただいたデバイスはこちらになります(コレでも一部です)
・HVC-C(顔認識デバイス)
・RICOH THETA(360度カメラ)
・Sphero(ボール型ラジコンロボット)
・Hue(変色可能なLED電球)
・pebble(時計型ウェアラブルデバイス)
・smartWatch3(SONY)
・MOVERIO(ヘッドマウントディスプレイ)
<ベストアイデア賞>
④チーム名:しりにしかれ隊 / タイトル:スマイルボス
HVC-C(顔認識デバイス)×SendGrid
上司コミュニケーションツール。笑顔の時ににだけメールが送信され、笑顔で無い場合はアラートがあがります。
どんな時でもタイミング大事。機嫌のいい時に話しかけられるという便利なサービスです。
惜しくもベストアイデア賞は逃したものの、他のアイデアもとても面白いものでした。
②チーム名:しーたん / タイトル:ヒートショップ
RICOH THETA(360度カメラ)×kintone
飲食店でも小売でもTHETAで360度撮影。どこらへんに人が集まっているか、人が動いているかを把握しヒートマップで表示。Kintoneでデータ管理し、天気や季節との分析をしやすくします。商品などの配置との関連性も紐付けやすい。
今回発表いただいたアイデアは以上です。
次に、時系列でイベントの様子をお伝えしたいと思います。
■イベント風景
早くきていただいた方には、興味がある方にはドコモさんから、本日もってきていただいたデバイスの紹介タイムをもうけました。
最初は1人だったけど…気が付くと沢山の人が!!
開始時間になったので、イベント開始です!まずは伴野さんからMashupAwardsの紹介です。
オープニング(MashupAwards11の概要説明)
MashupAwardsは日本最大級のアプリ開発コンテスト。賞の数が多いのが特徴で、昨年は360作品応募の中で、80もの賞がありました。打率が高いのでまずは打席に立ってみてください!
今回のアイデアソンの目的は、最新のAPIを知って何に使えるかを考えてみる(そしてMashupAwardsに応募するかもしれないアイデアのヒントを見つける)というもの。
MashupAwardsを理解いただくためにも、過去の応募作品をご紹介します。
①fuji-san (ふじけん△略してfuji-san) ma7.ma2017.we-are-ma.jp/works/88
└イングレスのような三角形を綺麗につくるというサービス。
②寝顔認識めざまし FACE KICK ma8.ma2017.we-are-ma.jp/works/351
└画像認識でまぶたが閉じていると認識されるとタライが落ちてくるという目覚まし作品。技術をプロトタイプして楽しむのがMAだよ。
③Dj Faces by Dj Takaaki hacklog.jp/works/3405
└顔の向きで音楽がかわるという作品。
イングレスの3年前にすでに三角形を作るリアルゲームが応募されていたMashupAwards。恐るべし!
好きなことを好きなように作っていると、時代の先取りしちゃうんですよねw。
ここで紹介されている作品のように、MAの作品は本当に自由です!!
なので、今日も常識にとらわれないアイデアを期待しています。
インプットタイム(API説明)
続いては本日のアイデアソンのテーマとなる技術素材についての説明です。
今回は正座をして説明するという新しいスタイルw。
・SendGrid(株式会社構造計画研究所)
SendGridはクラウド型メール配信サービスです。単にメールを送信するだけでなく、開封率の確認、テンプレートの管理、設定変更など、ほぼ全ての機能をAPI経由で利用することができます。また、Webhook機能を使えば、メールに関するユーザのアクション(開封・クリック・受信など)をトリガーとし、そのアクションに応じたリアルタイム処理を簡単に実装できます。
・kintone(株式会社サイボウズ)
クラウド基盤「cybozu.com」上で提供されているデータベースサービスです。ドラッ グ&ドロップでデータベースを設計し、JavaScriptを使った画面開発やAPIによるサービス連携で柔軟に拡張を実現できます。
・デバイスコネクトWebAPI(NTTドコモ)
スマートフォンアプリやWebブラウザからの様々なIoT機器利用を実現するフレームワークです。従来では難しい、WebブラウザからのBluetooth機器等の操作も実現できたり、対応機器の個別の仕様理解・開発環境構築が不要にできたりします。
アイデアソン
インプットタイムがおわったら早速アイデアソンです。
パパパルーレットで、利用するAPI(SendGred or kintone)を運営側で勝手に決めさせてもらいます。
そして、APIが決まったら、今回のアイデアソンで利用するデバイスを選びます。(みんななかなか選べませんw)
デバイスを選んだら後はチームでアイデアを考えていきます。
アイデアはピザを食べながらわいわいと考えていきます。
お腹が少し落ち着くと、みんなデバイスを触り始めます。
サポート企業の方もアドバイスにはいります。
そろそろアイデアを書き出してくださいねーという声とともに、徐々に発表資料の作成に入るチームも。
そしてアイデアの発表がはじまりました。
発表が終わったらみんなで相互投票をしてベストアイデア賞を決めます。
ベストアイデア賞は・・・しりにしかれ隊チームでした!おめでとうございます。
そして、急遽SendGrid賞も発表になりました。同じく「しりにしかれ隊チーム」!
そしてみんなで集合写真!おつかれさまでした!
最後に、会場手配や参加者へのお声がけをしてくれた兼久さん。
ご協力ありがとうございました!
蛇足
MashupAwardsとしては2回目の愛媛。昨年も参加してくれていた人もいて、嬉しかったです。
しかも、今回の会場を手配いただいた佐々木先生は、昨年のアイデアソンでもベストアイデア賞をとっていて、連覇です!
今回のアイデアソンでは、デバイス利用しばりを初めていれてちょっと不安だったんですが、参加者の中に大学の先生が多かったからか、デバイスに対する理解がはやいはやい。
そして、「真面目なものじゃなくて面白いものを考えたい」といってSphero(ボール型ラジコンロボット)を選んでいったのは、なんだかちょっと嬉しかったです。個人的には面白い、奇抜なアイデアが好きので。
ちょっと遠いけど、四国では徳島でハッカソンがあるので、是非きてほしいなー。
日程は10月12日(祝)、18日(日)になります。(でもやっぱ無理だよなー…)
→Mashup Awards 11 ハッカソン予選徳島〜IoT×APIでMashup!〜