9月15日(火)に佐賀市のこねくりやをお借りして、アイデアソンしてきました! その名も「Mashup Ideathon 佐賀 〜WebAPIを使ってMashupサービスを妄想しよう!!~ 」 。
佐賀は初上陸!にもかかわらず、20名以上の方にご参加いただき、6つのアイデアが発表されました。 今回はSendGrid,mobilebackend、Twilioを使ったアイデアについての妄想です。
ベストアイデア賞は、「父二人子一人」チームです!おめでとうございます。
ベストアイデア賞を獲得したみなさまには、アイデアソンやハッカソンでの優勝チームでしかもらえないMashupAwardsTシャツをプレゼント!
それでは、早速発表されたアイデアを紹介したいと思います。
■アイデア紹介
まずはベストアイデア賞からの紹介です。
今回のアイデアソンは、週末に見たもの触ったものを書き出し、その中から2つのキーワードを選んでもらい、そのキーワードとAPIを掛けあわせたアイデアという条件で考えていただきました。
<ベストアイデア賞>
③チーム名:父2人子1人 /タイトル:其処はですね、、、
・利用API:SendGrid
・キーワード:カメラ、自転車
どんな小さな風景にも謂れなどがあります。毎日通るふとした風景をアプリで撮影すると、SendGrid経由でメールが受信。その場所の謂れをメールで伝えてくれます。
①チーム名:センドコーヒー /タイトル:センドコーヒー
④チーム名:こいでみーる /タイトル:こいでみーる(次世代の部下評価システム)
■イベント風景
駅から若干遠かったですが、古民家をリノベーションした、とても素敵な会場でした。(庭や縁側もあったよ。有田焼の展示もあったよ。)
人も集まり始めたので、まずは伴野さんからMashupAwardsの紹介です。
オープニング(MashupAwards11の概要説明)
MashupAwardsは日本最大級のアプリ開発コンテスト。賞の数が多いのが特徴で、昨年は360作品応募の中で、80もの賞がありました。打率が高いのでまずは打席に立ってみてください!
最優秀賞へ行く道は、オンライン審査、ハッカソン、プレゼン審査などいくつかあります。部門賞を狙うという手もあるよ。 今回のアイデアソンの目的は、最新のAPIを知って何に使えるかを考えてみる(そしてMashupAwardsに応募するかもしれないアイデアのヒントを見つける)というもの。
過去の応募作品例をご紹介します。
・寝顔認識めざまし FACE KICK ma8.ma2017.we-are-ma.jp/works/351
└画像認識でまぶたが閉じていると認識されるとタライが落ちてくるという目覚まし作品。
・CASTOVEN
└電子レンジの温める時間の動画を電子レンジの画面で流す作品。
→くだらなくてもちょっとしたアイデアを具現化してみようというのがMashupAwardsだよ!
インプットタイム(API説明)
続いては本日のアイデアソンのテーマとなるAPI素材についての説明です。
・SendGrid(株式会社構造計画研究所)
SendGridはクラウド型メール配信サービスです。単にメールを送信するだけでなく、開封率の確認、テンプレートの管理、設定変更など、ほぼ全ての機能をAPI経由で利用することができます。また、Webhook機能を使えば、メールに関するユーザのアクション(開封・クリック・受信など)をトリガーとし、そのアクションに応じたリアルタイム処理を簡単に実装できます。
・mobile backend(ニフティ株式会社)
アプリケーションの開発に必要な汎用的機能をAPI、SDKで提供しサーバー側のコードを書くことなく、 サーバー連携するアプリケーションを効率よく開発できるようにするmBaaS(mobile Backend as a service)です。 データストア・ファイルストア・SNS認証・会員管理・Push通知・位置情報検索などの機能がご利用頂けます。
・Twilio(KDDIウェブコミュニケーションズ)
Twilio は、電話 & SMS とネットをたった数行のコードでつなげることのできる API 。メリットは連携性|即時性|利便性|信憑性|記録性の5つ。 説明するより、まずは体験!ということで、今回は電話抽選のデモをしていただきました。こちらに電話をすると抽選応募となり、当選者には電話で連絡がいきます。
アイデアソン
インプットタイムがおわったら早速アイデアソンです。 まずは1人で、週末に見たもの、触ったものをポストイットに書き出します。 書き出したら、チームのみんなでシェアします。
なんとなくみんなが何を書きだしたのかを話したら、全てのポストイットを混ぜ、その中から2枚だけ選びます。 その2つのキーワードをいれて、アイデアを考えてもらいます。
ここからは美味しいごはんとビールがはいるので、みんなでワイワイとおしゃべりしながらになります。今日のご飯は美味しそう!(ピザじゃない!)
API企業の方のアドバイスも入ります。
そろそろ発表の時間も近づいてきました。資料作成に手をつけはじめてくださいねー。
90分のアイデアソンもおわり、とうとう発表の時間です。
発表がおわったら、みなさまで相互投票です。自分のチーム以外で一番いいとおもったチームに投票してください!
(ホワイトボードなどなく、床に貼っていく新しいスタイル)
ベストアイデア賞は…「父二人子一人」のアイデアでした!おめでとうございます。
最後はみんなで集合写真。お疲れ様でした!
最後に、会場選びや参加者へのお声がけをしてくれた牛島さん。 ご協力ありがとうございました!(当日いらっしゃらなかったのが残念です。)
蛇足
MAとしてはじめて佐賀県でイベントしましたが、佐賀市の方だけでなく、久留米市や有田町、そして他県である熊本からも参加してくれている人がいらっしゃいました。そんなつながりから来年は熊本でも実施するかも!? こうやって人とのつながりで開催地が増えていくのはとても嬉しい事です。
いろんな場所でイベントを開催し、いろんな人にMashupAwardsに触れてもらうことで、応募もしてもらい、その応募作品が評価されたらもっと嬉しいなー。最近のMashupAwardsは、首都圏以外の作品の受賞率がかなり上がっています。
準決勝にすすめると、いろんな地域からくる強者エンジニアや作品に出会うことが出来ます。決勝で発表される作品は11作品だけど、準決勝で発表される作品は約60作品です。60作品も発表を聞くの!?って思うかもですが、参加してみると楽しすぎてあっという間です。 そして発表するからこそ、自分の作品に興味を持ってくれた人が話しかけてくれるし、知らない人同士でも気軽に話ができ、全国に友だちできちゃいます。
そんな楽しい準決勝に、是非佐賀からも参加してもらいたいです。その最初のステップは作品応募です。ご応募おまちしております。
準決勝は今年もお台場のカルカルで実施なのでお楽しみに!(日程は11月7日です。)