4回目の予選は東海です。東海は、合計9チームでの決選となりました。
東京と同様、お寿司とビールを飲みながらの発表となりましたが。。。!ん?日本酒!?
それでは早速発表された作品をご紹介しますね。
■発表作品
まずはトップ3作品からご紹介します。
東海予選を勝ち抜いた作品はこちらです。
⑨作品名:しゃべる○○君 /チーム名:だるまジャパン
プロジェクションマッピングを応用して、商品自体をキャラクターに!
予め設定した文章やスマホから入力した文字、人工知能を利用した会話をMacの読み上げ機能を使い読み上げさせプロジェクションマッピングと組み合わせて、あたかもしゃべっているかのように見せます。また、特定のワードを言うとそれに合わせた反応をします。(例:『お湯』と言うとお湯が出る等)
プロジェクションマッピングの決定は明るいところではみえないこと!だから作りました。いつでも見える箱を!
箱のなかでしゃべるポット
【東海予選】#MA11 デモ。箱の中でしゃべるよ! pic.twitter.com/CFEJgT6aat
— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
2nd進出おめでとうございます!!
そして、次点はこちらの作品です。
③作品名:俺のぐい呑み/チーム名:ドランカーズ
http://hacklog.jp/works/3879
ぐい呑みの傾きで飲んだ杯数をカウントし、飲み過ぎ防止できる「ぐい呑みデバイス」
ぐい呑みの傾きで飲んだ杯数をカウントし、飲み過ぎると家族にメールでお知らせ。また、 iBeaconで立ち寄った店名を判別。銘柄は音声認識で登録。 日本酒の味や匂いはマトリクスでタッチ登録!と、自分の日本酒ログも簡単につくれます。
飲んだ杯数をカウントするデモ
【東海予選】#MA11 デモ pic.twitter.com/pzbTz6lh9W — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
酒の登録デモ
【東海予選】#MA11 酒の登録デモ pic.twitter.com/pqgUzDzwdm — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
そして3位作品は2つあります!
①作品名:Cotogoto(コトゴト)
毎日の会話を作業内容として記録し、作業時間、モチベーションを集計・解析をします。
毎日の会話を人工知能と楽しむことで、いつの間にかライフログが形成されていきます。他の作業記録のサービスの違いは、時間や作業内容以外にも、場所、感情の変化が紐付くので様々な角度からの解析が可能となるところ。
動作デモ
【東海予選】#MA11 デモ後半 pic.twitter.com/VOP4iY5rIP
— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
こちらの作品は、先日発表された「ゲラげら作文」や今回2ndに進出することが決定した「しゃべる○○君」などに使われるなど、MA11の他の作品にも間接的に活躍してます。
④作品名:スマート鳩時計
http://hacklog.jp/works/3881
目覚ましのセット忘れやイベントの見逃しを解決
イベント開始前や朝起きる時間に鳩がお知らせしてくれるスマート鳩時計。鳩のお知らせのことを「鳩報(はっぽう)」といいます。鳩報は、Googleカレンダー、メールなどいろんなAPIから可能です。だってmythingsだからね!(ここドヤ顔)
設定シーン
【東海予選】#MA11 設定シーン。発砲のがしたorz pic.twitter.com/q2RMF0Pdzd — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
鳩報(はっぽう)!
【東海予選】#MA11 発砲! pic.twitter.com/S55rl6cX1I — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
続いて、発表された順番に全ての作品をご紹介していきたいと思います。
②作品名:おんぱしゃ♪ /チーム名:音波社
おんぱしゃ♪で写真を撮ると日常の一シーンが歌いだす
写真をとるとその写真にあった音楽を流します。写真をとるとその写真を解析し、Gracenoteの音楽メタデータでムードを関連づけ、Spotfyで音楽を流します。
iPhoneの接続がうまくいかなかったので、ずれちゃうけどiPadでデモ!
【東海予選】#MA11 デモ前半 pic.twitter.com/ybnv44D53R
— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
こちらの作品は、MusicHackDayのハッカソンで作られた作品なんですが、限定APIなどを利用していこともあり、今回は少し内容をブラッシュアップしての応募になっています。
⑤作品名:3年日記電子版/チーム名:三日坊主チーム
http://hacklog.jp/works/3888
pepperとの会話を通して、日々の備忘録を残せば会話がテキストとして保存されそのまま日記に!
日記として残すだけでなく、話しかける言葉にリアクションもしてくれます。ポジティブな発言をするとPepperが喜んでくれたり、ネガポジも判断してPepperの動作がかわります。
おかえり編
【東海予選】#MA11 おかえり編 pic.twitter.com/Ix7ryM9w96 — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
ネガポジでアクションがかわるよ。
【東海予選】#MA11 ネガポジでアクションがかわるよ。 pic.twitter.com/dVVkj92zo8 — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
⑥作品名:Qun²comm!
http://hacklog.jp/works/4242
写真を撮りたい人にデバイスを持ってもらい心音を録音して、写真を一緒に鑑賞
心音を録音するデバイスを胸にあて、写真をとります。撮影された時の心音が聞きながら写真を見ることができます。
心音を録音しながら撮影
【東海予選】#MA11 デモ撮影 pic.twitter.com/3raCAkBRfY — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
写真と心音データのデモ
【東海予選】#MA11 ろくおんでーたデモ pic.twitter.com/OLn2XAxT2d — Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
⑦作品名:pic-con!
BLTの技術を使い、すれ違った人のお気に入り写真を発見し、集めて見ることの出来るサービス
pic-con!=「picture」 ×「 iBeacon 」。Instagramに投稿されている写真から、お気に入りの写真を1枚選ぶと、その写真がすれ違った人へおくられます。
動作デモ
【東海予選】#MA11 動作デモ pic.twitter.com/7WPbZLFluL
— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 30
⑧作品名:なごやんコンクエスト
バスに武将を放って味噌カツを作る(?)ゲーム
味噌カツで生計を立てるというゲーム。味噌カツを作るためには材料が必要。信長、秀吉、家康の3武将がバスに乗って材料調達してきます。バス停を起点にして、地図上に三角形をつくり、材料を手に入れます。この作品は名古屋のバスデータの活用の一つとして考えられたサービス。
動作デモ
【東海予選】#MA11 デモ後半 pic.twitter.com/t8ojIZf23g
— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2015, 10月 28
さっきまですごく緊張していたのに、いざプレゼンが始まると人格が変わるという!!そしてまた、途中から真面目キャラになるという。この発表者、なかなかの強者です!!そしてサービスの中でバスを使わなければいけない理由が、ゲームプレイヤーは武将に設定し、武将には免許がないからというもの。そのゲームセンスもなかなかです。名古屋の狂気をみました。
発表が終わればすぐ投票、そして即時開票です!どれになるかな???
全ての票が開票され、2nd進出は「しゃべるポット」に決定しました。
最後は集合写真
東海予選はハッカソン同様、かなりレベルが高かったです。今回、東海予選通過できなかった作品もいくつかオンライン審査で2nd進出をきめていたことが、そのレベルの高さを物語っているかと思います。
みなさま、お疲れ様でした!
蛇足
今回、名古屋の狂気をみました。それは「なごやんコンクエスト」を発表した学生さんです。その学生さんは、MashupAwardsではいつも審査員などでお世話になっている河口先生の生徒さんでした。
その生徒さんの狂気的なプレゼンに狂喜乱舞する先生w。