11/14からの2日間にかけて行われた「TechCrunch Tokyo Hackathon 2015」のレポートになります。

TechCrunch Japanが毎年秋に開催している恒例イベントである本ハッカソン、Mashup Awardsは運営協力として関わりました。

 

 

今回のハッカソンでは、優秀作品5作品が選出され2015/11/17~18にかけて行われるTechCrunchTokyo2015でのLT舞台へ登壇する権利の獲得となります。ご参加いただいた人数は80名を超え、26チームと10名のソロ参加者による36作品が出揃いました。

 

優秀作品に選出されたのはこちらの5作品です!

Nomadify

PayCall

オフィス向け受付iPadアプリ “→Kitayon”(キタヨン)

InC -Indies Cheers- インディーズ音楽を応援

RTNope-d(アールティー ノープ ディー) 

おめでとうございます!TechCrunchでのLTの様子は本レポートの後半に掲載しています!

 

審査基準

今回の審査基準はこちらの3つ

・ 完成度(プロトタイプのデモとして作品の方向性を示せているか)
・ デザイン(UX、UI、芸術性)
・ 市場性(ニーズ、市場性、新規性)

ビジネスモデルプレゼンテーションにならないように、プロトタイプのデモが重視されました。

 

審査員紹介

今回は審査員はこちらのお三方です。

写真左から

・遠藤 諭 氏(角川アスキー 総合研究所所長 )

・久下 玄 氏(コイニー プロダクトストラテジスト)

・西村 賢 氏(TechCrunch Japan 編集長)

 

 

それでは、今回のハッカソンで作られた作品を、優秀作品に選出された作品発表順に紹介していきたいと思います。

■発表作品

<優秀作品①>
作品⑨  Nomadify

http://hacklog.jp/works/5791

待つことができない人へのNomadoな選択肢。順番が来たら電話でお知らせ。

 

飲食店などの店頭にある待ちリストのシステム化。

電話番号で店先の待ちリストへ予約し、順番が来たら電話がかかってきます。

 

 


 

<優秀作品②/PayPal賞>

作品⑰ PayCall

http://hacklog.jp/works/5773

ワンコールたった3秒で決済完了

 

電話をかけるとオンライン決済を即完了できる機能と、所定のフォーマットで作成されたフォームに自動で予め登録してある情報を自動入力できるシステム。

決済デモ

 

 


 

<優秀作品③/SendGrid賞>
作品㉔ オフィス向け受付iPadアプリ “→Kitayon”(キタヨン)

http://hacklog.jp/works/5762

あなたのオフィスの受付を自動化

 

会社への入館票の管理を利便化したシステム。既存のサービスも使用してみたが、より使いやすいものを開発したとのこと。

社員が予め来客へ招待状(会社へのアクセス情報や時間と招待状コードが記載されたもの)を送信し、会社を訪れる人はシステムに招待状コードを入力するだけで入場+どこにむかえばいいか案内してくれる。

デモ前半

デモ後半

 

こちらの作品はSendgrid賞も受賞しました

 

 


 

<優秀作品④>

作品㉖ InC -Indies Cheers- インディーズ音楽を応援

http://hacklog.jp/works/5758
インディーズ音楽と、人々とを飲食店を介して繋ぐプラットフォーム

 

インディーズアーティストは楽曲の提供を行い、提供された楽曲からプレイリストを作成し店内に流すことが出来る機能を飲食店オーナーが使用可能となります。

一般ユーザーは、楽曲が流されている店舗の情報を確認したり、楽曲の購入やシェアが可能。

 

 


 

<優秀作品⑤/楽天賞>

作品㉝ RTNope-d(アールティー ノープ ディー)

http://hacklog.jp/works/5746

音声認識と手軽なAPI連携機能を持ったiPadメモツール

 

インタラクティブなメモアプリ。音声入力で単語がさくさく入力可能。

ドラッグ&ドロップ操作で単語に関する様々な情報(画像・用語・商品など)を簡単に参照できるインターフェースを提供。

デモ前半

デモ後半

 

こちらの作品は楽天賞もあわせて受賞。(授賞式の時に帰宅しなければならなかったため、受賞者本人の写真は横に添えさせていただきます!)

 

 


 

作品①Pepper警部
http://hacklog.jp/works/5805
目覚まし機能から浮気調査まで出来る「Pepper警部」

 

Pepperがカップルの間で聞きづらい浮気してますかという質問をしてくれ、その後は踊りで場をなごませてくれる作品。

踊るPepper

 

 


 

<さくらインターネット賞>

作品②うつぶせ寝センサー PaMaKo
http://hacklog.jp/works/5803
乳幼児がうつ伏せであるかどうかを検知するセンサー

 

顔の傾きによりうつ伏せかどうか測定し、警報を送ってくれるシステム。4人まで認識可能。

 

こちらの作品はさくらインターネット賞を受賞しました

 

 


 

作品③見守り戦隊ラスカロイド! by ポコ・ア・ポコ
http://hacklog.jp/works/5801
Raspberry Piを使った子供の見守るぬいぐるみ型デバイス

 

センサーにより、部屋の入退場を管理し、保育士の人数が少なくても子供に目が届くようにというコンセプトで開発されたシステム

 

 


 

作品④Depends
http://hacklog.jp/works/5799
ユーザ同士がスマートフォンのセンサデータを共有できるプラットフォーム

 

共有を許可したスマホ同士で、センサのデータを共有可能になる。お互いに公開許可をしないと共有できないようにするなどの細かい権限設定が可能。

緯度経度の変化監視のデモ。ただ、建物内で変化を見るのはなかなか難しい

 

 


 

作品⑤疑問文?音声認識+翻訳
http://hacklog.jp/works/5796
日本語特有の「主語を省略し、語尾を高く上げて疑問形にする文法」の音声認識を行います

 

「もうご飯食べた?」など、最後に「?」がつく日本語特有の語尾の上がる疑問文口調は、Siriなどの音声認識翻訳では対応不可能であるため、自前で音声を認識し疑問文の翻訳に対応したシステム。

 

 


 

作品⑥SaborunaYo
http://hacklog.jp/works/5795
SaborunaYoはあなたのGithubの開発活動を監視して、電話とYoで警告を送ります

 

Githubの活動履歴を草でうめつくすための監視ツール。

Github上で何らかの活動をしていなかった日に進捗を確認する電話がかかってくるシステム。

 

 


 

作品⑦Spiced Life by Dj Takaaki
http://hacklog.jp/works/5794
メガネデバイスのセンサーデータを使用し、自分の体の動きに合わせてSEをつけます。

 

JINS MEMEによって取得した歩行やジャンプの動きよって対応したSEが流れるシステム。

コィーンッ♬

 

 


 

<IBM賞>

作品⑧TrendChecker
http://hacklog.jp/works/5792
楽天ランキングAPIで取ってきた、任意ジャンルの上位商品の写真をIBM Bluemixで画像解析し、トレンドを抽出

 

ランキング上位の商品を画像解析することにより、トレンド傾向を分析するためのシステム。ただし今回は画像の解析結果カテゴリが意図したものではなかったため、ランキング画像の解析を行なうまでを実装済み。

 

こちらの作品はIBM賞を受賞しました

 

 


 

作品⑩感動ぐるめプランナー
http://hacklog.jp/works/5789
記念日に特典を受けられるレストランからお食事ルートを自動作成

 

記念日クーポンが利用できるお店を回り、心拍数によって感動したスコアを記録。より感動できるお店ルートを検索出来るシステム。

 

 


 

<PayPal賞>

作品⑪Switch
http://hacklog.jp/works/5787
遊園地やゲームセンターにある100円を入れたら動くオモチャ

 

スマホアプリからPayPalで料金を支払うと動かすことのできるオモチャ。100円玉を用意しなくても良いし、何かあった時もすぐ返金可能。

 

こちらの作品はPayPal賞を受賞しました

 

 


 

作品⑫なに食べる? by CAPO 

http://hacklog.jp/works/5783
料理の写真をフラッシュで表示して、一番どきどき(心拍数が高い)した写真のお店に食べに行く

 

近場に同じ料理にどきどきした人がいたら、誘い合わせて一緒に食事に行くことが可能。ただし、どんな人が来るのかは行ってみないとわからない。

審査員からは「食の嗜好を心拍で取得しようという発想がマッドサイエンティストのようで面白い」という感想がありました。

同じものを一緒に食べるだけ食べて解散?という流れのシーンを想像すると面白い・・・確かに。

 

 


 

作品⑬性格診断直電アプリ
http://hacklog.jp/works/5778
簡単な性格診断をすることで診断直後に気の合う人とおしゃべりができるアプリ

 

初めてのイベント会場などで知らない人が多いとき、電話で性格診断をすると、気の合う人と何らかの方法で巡りあわせてくれる(?)システム。

アプリの作成途中で、作成に使用していたサービスがメンテナンスに入ってしまい、デモンストレーションをすることが出来ず・・・残念・・・!

 

 


 

作品⑭とりあえず多言語でご飯を 検索できるアプリ
http://hacklog.jp/works/5777
とりあえず多言語でご飯を検索

 

ぐるなびの多言語対応が現在は5ヶ国語であるため、もっとマイナーな地域の言語による検索にも対応できるように作成されたシステム

 

 


 

作品⑮Tec Tac
http://hacklog.jp/works/5776
この世から不在票を撲滅させるサービスです。

 

宅配の非合理部分をITの力で解決するサービス。配達前に自動電話による在宅確認を行い、確認が取れてから配送を行なうことにより配送員の無駄な移動をなくします。

デモ前半

デモ後半

 

 


 

作品⑯出んわ
http://hacklog.jp/works/5774
打った文字が自分の声になる、チャット型通話アプリ

 

音声通話にテキストで返信ができるようになるアプリ。予めよく使う会話文章を自分の声で登録しておくと、対応するテキストによって自分の録音音声で通話への返答が可能。

デモ前半

デモ後半

 

 


 

作品⑱FaceSnatcher
http://hacklog.jp/works/5772
スマートフォンのカメラで人の顔を認識し奪う

 

リアルタイム顔認識によるコラージュゲーム。登録してある顔画像をカメラで捉えている人間の顔に重ねることが出来る

 

 


 

<Kii賞>

作品⑲FavoList
http://hacklog.jp/works/5771
サービスとの出会える機会を増やすことで、今まで知らなかったサイトにたどり着くきっかけを増やします。

 

サービスの顔である「favicon」にサービス評価やお気に入り登録などが出来るシステム。

 

こちらの作品はKii賞を受賞しました

 

 


 

作品⑳粘土のIOTおもちゃ – Nellco
http://hacklog.jp/works/5770
IoTデバイスを粘土で包んで遊びます

 

粘土に埋め込むためのIoTデバイス。粘土で作った恐竜を鳴かせたり、ライトを光らせたりすることが出来ます。

埋め込まれたLEDを専用のスマホアプリから操作できます。

 

 


 

<PR TIMES賞/ぐるなび賞/PayPal賞>

作品㉑Snobby by make it back
http://hacklog.jp/works/5766
高級なお酒をシェアして気軽に楽しむ、「Snobby」

 

なかなか手が出ない高級なお酒をみんなで割り勘して飲みに行くためのマッチングシステム。

店側としても、高いお酒を開封したあとに注文がなく、飲まれないまま廃棄することが避けられます。

 

こちらの作品は賞をトリプル受賞です!

 

 


 

作品㉒pink
http://hacklog.jp/works/5765
アプリで繋がるイエス・ノー枕

 

女性から言い出しづらい、したい日をすりあわせするサービス。予定があった日には仕事の勤怠を即共有。予定が合わなかった時は近場の誰かとの都合を合わせるというサービス。

 

 


 

作品㉓TeamUpper
http://hacklog.jp/works/5764
チームアップに特化したプラットフォームサービスです

 

距離的に近い人同士でイベント情報を共有し、一緒に運動をする人のチームアップを支援するためのシステム

 

 


 

作品㉕無限PowerPoint Karaoke by 108 

http://hacklog.jp/works/5759
パワーポイントカラオケ用のスライドを自動生成するサイト

 

初見のスライドで即興プレゼンを行なう「パワーポイントカラオケ」を無限に楽しむためのシステム。自動でそれっぽいスライドタイトル、名言、写真などを組み合わせたそれっぽいプレゼン資料が作成され、それを即興プレゼンして楽しみます。

生成デモ

パワポカラオケデモ

 

 


 

作品㉗Car Situation
http://hacklog.jp/works/5754
あなたの愛車の状況がリアルタイムに把握できる、車を運転する方の新たなスタンダードアプリ

 

スマホアプリを使って、ODB2(自動車の自己診断機能)的な情報を参照するためのアプリ。

 

 


 

作品㉘CoLeSuky
http://hacklog.jp/works/5752
恋愛マッチング人口知能コレスキー-CoLeSuky-

 

各種SNSを投稿情報を解析し、自分と相性のいいと判断される人間を機械的に抽出するサービス。機械学習を用い、使えば使うほど利用者の好み傾向を学習する。

 

 


 

作品㉙StrataMind by paperCompany
http://hacklog.jp/works/5751
動画データ中のテキストデータを検索できるサービス

 

動画データから音声をMP3化して抽出し、音声をテキスト化した情報を元に、動画の中のテキストデータを検索できるサービス。動画中の聞きたいセリフを頭出し再生可能。

 

 


 

作品㉚Maroshika by チームねむ

http://hacklog.jp/works/5750
あなたのメッセージをまろやかに変換して、相手に届けてくれるサービス

 

誰かを叱るときなど、きつい文面で連絡をしなくてはいけない時に、文章を角が立たない用な感じに自動変換してくれるサービス。口調は2種類のキャラクターから選択可能。

デモ前半

デモ後半

 

 


 

作品㉛DeNPO by kua-aina 

http://hacklog.jp/works/5749
DeNPOはお祝いしたい人に、みんなの気持ち(声)を届けるサービスです。

 

予めみんなの声を電話で録音しておき、記念日などの指定した日にお祝いしたい人に連絡が届くサービス。声による連絡のほか、お祝いページも作成されます。

 

 


 

<AWS賞>

作品㉜Facemoothie
http://hacklog.jp/works/5748
顔写真から自動的に体調を分析し、足りない栄養素を補給するスムージーを提案し、オリジナルレシピを投稿できるアプリです

 

顔写真の表情・顔色具合から、どのような症状が出ているか、その症状にはどんな栄養が補われれば効果的かを判断し、オリジナルスムージーのレシピを提案してくれるアプリ

デモ前半

デモ後半

 

こちらの作品はAWS賞を受賞しました

 

 


 

<NTTドコモ>

作品㉞悪夢 by /dev/null
http://hacklog.jp/works/5745
「悪夢」は夢を注入します。

 

睡眠時にスマートウォッチで心拍数を取得し睡眠深度を判断し、起きない程度にHueで嫌な感じに照明の色を変えて悪夢を演出。起き抜けに不吉なセリフが囁かれます。

寝てる間に起こること

起き抜けに・・・

 

こちらの作品は「実際に”悪夢”を使って不安になった」という体験検証の感想つきで、デバイスコネクト賞を受賞しました。(何故か開場から「悪夢!悪夢!」というコールが)

 

 


 

作品㉟floatbehind.io –

http://hacklog.jp/works/5744
floatbehind.ioは、エンジニアにとって、チャットツールでの情報共有の漏れをなくす、新しい情報消化アプリ

 

パソコンのデスクトップの背景にチャットツールでの課題を漂わせることで、常に課題チケットが視界に入るようにして、通話ログが流れていってしまい課題の見逃しをなくすアプリ

 

 


 

作品㊱Airwnc by kirinsan.org
http://hacklog.jp/works/5742
借りれるトイレの検索サービスではありません。貸してくれる人との効率的なマッチングを実現

 

トイレを貸してくれる施設の検索サービス。PayPalで有料貸し出しすることも可能。なお、トイレ内の景観をヘッドマウントディスプレイで確認できる機能も搭載。アプリのパニックボタンを押すと、取り敢えず近隣のトイレが有る施設に片っ端から電話をかけるという機能も。

動作デモ

パニックモードのデモ

 

こちらの作品はTwilio賞を受賞しました

 

 

 

発表された作品は以上です。

■イベント風景

ハッカソンの光景

 

今回のイベントはTechCrunchJapan編集長、西村さんのご挨拶から始まります。

 

事務局長、伴野さんもTechCrunchTシャツで登場。

今回のハッカソン、作成する作品のテーマは「特に無し」!ただし、TechCrunchに掲載されておかしくないものという条件が付きました。

 

って言ってるのに、YesNoマクラという単語が出てくるアイデア宣言。自由な発想です。

 

今回はIoT作品が少なめで、作業風景はとても黙々としていました。

今回はチームビルディングがイベント中にはなく、予めチームを組んで参加したり、1人開発をしている人も多かったためなのかもしれません。

 

大量のお菓子をもってきて、泊まりこみでガッツリ作業するチームや、会場隣にある温泉施設にはいってから椅子の上で寝ている人もスヤスヤ・・・。

 

泊まりこんだ次の日、2日目の朝にはエナジーとか健康とかを大量差し入れ。

今回は80名を超える参加者がいたため、物量もちょっと壮観な感じになってます。

 

 

わーっ。あっという間に・・・。ハッカソンでの皆さんの集中疲れを感じます。

 

机周りが楽しい感じのチーム写真を幾つかピックアップ。

自前キャラによる装飾、お酒もりもり、某キャラクターの改造シーン、夢を見るためのブース設営・・・。

 

ハッカソンの雰囲気は、こんな感じでした。

API紹介

今回提供いただいたAPIの紹介です。

 

①株式会社ぐるなび
レストラン検索API  http://api.gnavi.co.jp/RestSearchAPI/20150630/
ぐるなびに掲載されている飲食店の基本情報、画像URL、クーポンURLなどを取得することができるAPIです。
マニュアル:http://api.gnavi.co.jp/api/manual/restsearch/

 

②楽天株式会社
楽天API http://webservice.rakuten.co.jp/
楽天ウェブサービスでは、楽天市場、楽天ブックス、楽天トラベル、楽天レシピ、楽天オークションなどの情報を検索&取得できるAPIを提供いたします。
楽天の商品をジャンルごとにランキング形式で取得できる楽天市場ランキングAPIも是非ご利用ください。
また、今年から数行コードを実装するだけで、決済機能を導入できる「楽天ID決済 LITE」の提供も開始いたしました。「楽天ID決済 LITE」はネットショッピングだけでなく、動画や音楽、ゲームなどのデジタルコンテンツの決済機能としてもご利用いただけます。
関連URL
http://webservice.rakuten.co.jp

 

③アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
AWS (Amazon Web Services) https://aws.amazon.com/jp/
AWSクラウドが提供する40を超えるサービス活用することで、クラウドの拡張性、柔軟性を活かした様々なサービス、Webシステムのみならずメディア配信、モバイルやIoTなどの新しいサービスを容易に実現いただけます。

 

④株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ
Twilio http://twilio.kddi-web.com/
たった数行のコードを書くだけで、ネットと電話を繋ぐことができる電話&SMS APIです。REST形式でわかりやすく、ドキュメントも充実しているので、とても簡単に実装できます。
▼ドキュメントはこちら
http://jp.twilio.com/docs

 

⑤さくらインターネット株式会社
さくらのクラウド http://cloud.sakura.ad.jp/
さくらのクラウドは、サーバーとストレージが1時間単位から使える、高性能で低価格なIaaS型クラウドサービスです!石狩リージョンに加え、東京リージョンも追加となり、マルチリージョン対応となりました。もちろんブリッジ接続でリージョン間の接続も可能!ブラウザからサーバ、スイッチなど「仮想のデータセンター」を簡単に操作できます!プランも拡大し、ハイクラスプランで、大容量・大規模処理にも最適な「さくらのクラウド」を是非一度お試しください!

 

⑥株式会社PR TIMES
Tayori http://tayori.com/
WEBサイト上に簡単に設置できる問合せフォームを提供するWEBサービスです。それぞれの送信された問合せについてはタスク形式でマネジメントする管理機能を利用することができます。
APIでは、問合せフォーム(js、HTML)の呼び出し、問合せ情報の管理機能を提供します。
APIドキュメント
http://tayori.com/api_doc.html

 

⑦株式会社構造計画研究所
SendGrid https://sendgrid.kke.co.jp
SendGridはクラウド型メール配信サービスです。単にメールを送信するだけでなく、配信状況の確認、テンプレートの管理、設定変更など、ほぼ全ての機能をAPI経由で利用することができます。
また、【メールに関するユーザのアクション(開封・クリックなど)】の情報をリアルタイムにPOSTできるので、タイムリーな処理も手軽に実装できます。さらに、メールの受信もできるので、ユーザが送信したメールの添付ファイルをアプリ側でゴニョゴニョ、なんてことも簡単!
使い方について、詳しくはこちらもご参照ください。
https://sendgrid.kke.co.jp/blog/?p=1295

 

⑧株式会社NTTドコモ
デバイスコネクトWebAPI http://hacklog.jp/apis/224
「デバイスコネクトWebAPI」はスマートフォン上に仮想的なWebインターフェイスを実現する技術で、ネイティブアプリ・Webブラウザを問わず、様々なデバイスの機能をREST APIから利用できるようになります。また、個々のデバイスの開発環境を準備する必要もありません。ハッカソンでは、「デバイスコネクトWebAPI」とそれに対応する様々なデバイスをご提供します。

 

⑨PayPal Pte. Ltd.
PayPal https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/merchant
PayPalは、世界中で利用されている多言語、多通貨、多地域対応の決済プラットフォームです。多種多様なAPI、モバイルアプリ用のSDK、認証システムであるLogin With PayPalなどを提供します。テスト環境であるsandboxを使って、ハッカソンでは自由に決済することができます。
デベロッパーサイト
https://developer.paypal.com/

 

⑩Kii株式会社
Kii Cloud http://jp.kii.com
IoT機器や、モバイルアプリに必要なサーバ側の機能をクラウド (API) でご提供するサービス (BaaS) です。モノ管理、ユーザ管理、データ管理、プッシュ通知 (MQTT利用) 、位置情報、独自サーバコード、分析等の機能をご利用いただけます。様々なOS対応のSDK(APIと通信するためのプログラムライブラリ)をご利用頂け、詳細な技術資料を公開済みです。コミュニティで質問したり情報共有いただくこともできます。
ご提供SDK : iOS Android Javascript Unity 組み込みLinux リアルタイムOS
ドキュメントサイト
http://documentation.kii.com/ja/

 

⑪日本IBM Bluemix(遠隔サポート)
「IBM Bluemix」はアプリの実行に必要なプラットフォームをわずか数分でセットアップし、開発者はロジックの実装に集中できる、そんな環境を提供する今注目のサービスです。
さらに、アプリケーションと約90種類のサービスを組み合わせることで、柔軟に機能を拡張することが可能です。サービスにはデータベースやシングルサインオン、スマホへのプッシュ通知、電話をコントロールするTwilio、ジオコーディング、Twitter分析など様々なものが用意されています。
話題のコグニティブコンピューティング WatsonもBluemixサービスとして提供されています。
APIドキュメント
https://drive.google.com/file/d/0Bxv2ldg6j-nvMWd4YnR4U09JemM/view?usp=sharing

 

⑫マイクロソフト(遠隔サポート)
http://hacklog.jp/companies/32

優秀作品によるTechCrunchTokyo 2015でのLT

 

TechCrunchTokyo2015でのLTを頂いた作品のLTシーンを紹介!

 

Nomadify http://hacklog.jp/works/5791

 

PayCall http://hacklog.jp/works/5773

 

オフィス向け受付iPadアプリ “→Kitayon”(キタヨン) http://hacklog.jp/works/5762

 

InC -Indies Cheers- インディーズ音楽を応援 http://hacklog.jp/works/5758

 

RTNope-d(アールティー ノープ ディー) http://hacklog.jp/works/5746

 

 

発表いただいた5作品の皆様、ありがとうございました!!

ラストの集合写真

皆様、ご参加ありがとうございました!またTechCrunchハッカソン 2016にて再会しましょう!

 

イベント関連リンク こちらをみていただくと、イベントの盛り上がりがより伝わるかと思います!

 

 ●つぶやきまとめ(togetter)

 http://togetter.com/li/900702

 

 ●イベント写真(flickr)      
 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/sets/72157660509585568

編集後記

当日、お天気はちょっとぐずついてしまい、若干の雨模様でしたが、多くの方にご参加いただきました。

26チームと10名のぼっち開発。合計36作品と超ボリュームのイベントとなりました。

 

TechCrunchハッカソンということで、真面目な作品が多くなるかな?と思いきや、グルメ系サービスは順当にありながら、それに加えて性に関するアプリ、睡眠に関するアプリ、トイレに関するサービスなどなど三大欲求とプラスアルファの、かなり自由な発想の作品が目立ちました。やることに対して芯が通っていて素敵です。

しかし、今のところの人類の永遠の課題である三大欲求に関するサービスというのはやはり伸びしろが強いものになりますので、「最新のテクノロジーとスタートアップ・Webに関するニュースを配信するブログメディア」であるTechCrunchにはある意味で相応しいのかもしれません!

 

また、今回優秀作品に選ばれた作品は、実用化されたら便利になりそうな作品ばかりでした。

個人的にはPayCallが実際に使えるインフラが整ったらスゴイだろうなと思います。

作品を作った後、運用とそれを広めるというフェーズはとても難しいものだと感じます。

TechCrunchのイベントをきっかけに、今回の作品が知られ、実用化されていったらとてもいいなと願っています。

 

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