ベストアイデア賞は、多くの薬が捨てられる社会問題に切り込み、地域医療を実現するbotアイデア
優勝賞金1000万円と話題となっているLINE BOT AWARDS。今回のアイデアソンは名古屋です。
賞金は優勝賞金以外にも、部門賞が10個準備されており、それぞれに50万円が準備されています。(学生賞だけ100万円)そして、さらにさらに「マイクロソフト賞100万円」という賞も追加されました!
ガチで1000万円を狙うか?1点突破で50万円や100万円の賞を狙うか?戦い方は自由です。
まだまだ情報があまり公開されていない「LINE BOT AWARDS」ですが、やっと12/9からエントリーが開始されました!
最新情報はこちらのTwitterアカウント「@LINE_DEV」で発信していますので、気になる方はフォローをお願いします。
MashupAwards運営事務局は、イベントパートナーとしてLINE BOT AWARDSに協力しています。
■LINE BOT AWARDSとは
LINE BOT AWARDSとはLINEのchatbot開発促進及びユーザーへの普及を目的に開催するAwards。個人・法人問わず誰でも参加可能で、応募〆切は2/22です。
賞金は、優勝作品一つではなく、10個の部門賞も準備されています。
<優勝賞金1,000万円の審査基準>
①お役立ち度・・・そのbotが何かの課題を解決しているか
②ユーザーからの支持・・・BOTのお友達の数。(早めのリリースが有利になるよ)
③新機能活用(LINEらしさ)・・・グループ、ボタン型やカルーセル型などの活用
④インパクト・・・Think Bigな発想
⑤サービスの継続性・・・ビジネス的にもやっていけるのかなど
<50万円の部門賞を狙う場合の応募基準>
利用シーン、要素技術、応募者属性別に10個の部門賞が準備されています。
①ライフスタイル部門:検索や予約など日々の生活をちょっと便利にしてくれるbot
②エンターテイメント部門:ユーザーを楽しませたり、音楽や動画などのコンテンツを絡めたbot
③ゲーム部門:botとの対話をUXの軸にしたゲーム
④対話エンジン部門:自然言語処理あるいは他の手法で、質の高い対話エンジンを実装したチーム
⑤グループトーク部門: 1:1ではなく複数人の会話でその価値を発揮するbot。
⑥IoT/Beacon部門 :IoTデバイスとの連携でセンサー関知や制御が行えるbot、LINE Beaconの近接情報を利用してスマホ画面に閉じないユーザー体験を実現したbot
⑦学生部門:学生が企画・開発したもの(※学生賞だけ賞金100万円!)
⑧スタートアップ部門:創業3年未満の企業が開発したもの。新規性やスピード、リスクテイクを重視
⑨ローカライズ部門:台湾、タイ、インドネシアなど各国の事情に即した課題を解決するbot
⑩GEEK部門:開発者による開発者のためのbot
MashupAwards属性には、是非要素技術の「対話エンジン部門」「グループトーク部門」「IoT/Beacon部門」や「GEEK部門」を狙って欲しいところ。
2月22日にの応募締め切りにむけて、今回のようなオフラインイベントも多数開催予定。
ハッカソンは大阪と東京で開催予定です。
まだ公表されておりませんが、インフラ提供パートナー、技術協力パートナー(TMCN、DMM.make AKIBAなど)、LINE Business Connectパートナー、API提供パートナー(NTTdocomo、mythingsなど)など、様々なパートナーがいらっしゃるので、こちらも是非ご利用ください。
■NEW機能
Messaging APIのMessage typesはいろいろとありますが、自社サービス・コンテンツへのスムーズな動線設計が実現できる以下の3つの新機能に注目!
これらの機能を利用すると、ユーザーは面倒な入力の手間を省くことができ、botとの会話をスムーズに行うことが可能になると同時に、botは予測不可能なコメントや複雑な会話に対応する必要がなくなります。そして、優秀賞の審査基準の「LINEらしさ」のポイントが高くなる!?
・Buttons・・・画像やテキストなど複数のアクションボタンを組み合わせたもの
・Confirm・・・YES/NOなど2つのアクションを提示
・Carousel・・・「Button Type」と同様の画面を横方向にスクロールする形式で複数コンテンツを配置
■発表アイデア
これらの説明をうけ、今回はLINEを利用したアイデアを考えていただきました。
普通に考えても、ありきたりのアイデアしかでてこないので、今回はある制限の中でアイデアを考えていただきました。
週末に見たもの触ったものをキーワードとして書き出して頂き、ランダムにキーワードを2つ選んでもらいます。そのキーワードを利用しするという制限の中でのアイデアソンです。
(みなさま目を閉じながら、キーワードを選んでいます)
そんな制限の中、考えられたアイデアを紹介していきたいと思います。
まずはベストアイデア賞を獲得したアイデアの紹介です。
<ベストアイデア賞>
■チーム名:コニー薬局/サービス名:LIFE
・キーワード:薬×イオン
薬箱にセンサーやビーコンをつけて、薬をちゃんと飲んでいるか通知し、地域医療を考えるサービス。高齢者はLIFEからのメッセージを既読するだけでOK(見守り機能)。地域でのチーム医療を実現するためのハブとなるBot。
薬手帳は薬を処方していることはわかっていても飲んでいるのか?の把握はできません。
薬をちゃんと飲んでいるかどうかを把握できるこのサービスは、
・捨てられている薬を減らすことでの薬剤費の削減
・「薬飲んでる?」という医者の質問に見栄をはり、「飲んでます」と回答する人に強い薬を処方してしまう問題
などの社会問題の解決にも切り込みます。
ベストアイデア賞おめでとうございます。賞品はLINEの1000円プリペイドカードです。
他のアイデアも面白いものばかりでした。
■チーム名:みそソフト/サービス名:トッピングBOT
・キーワード:味噌ラーメン×ソフトクリーム
スタバ、サブウェイ等のカスタマイズ可能なお店で使えるBOT。おじさんたちは、スタバなどでのトッピングがよくわからず、普通の珈琲を頼みがち。でもトッピングもしたい気持ちもあるんです。
このサービスは、LINEBeaconで起動され、その人にあったオススメのカスタマイズをリコメントしてくれます。OKなら音声で注文までしてくれます。
■チーム名:???/サービス名:宇宙人bot
・キーワード:宇宙人×駐車場
宇宙人Botを通じて宇宙(月)の土地を購入します。
■チーム名:???/サービス名:婚活応援bot
・キーワード:外選車×PS4
短期目標をたててそれを追い込んでくれるBot。やらないと指導され、目標達成すると、婚活サイトに登録する際に有利になります。
発表された作品は以上です!
最後はみんなで集合写真。お疲れ様でした。是非1,000万円を狙いにいってください!
▶イベント関連リンク
こちらをみていただくと、イベントの盛り上がりがより伝わるかと思います!
・つぶやきまとめ http://togetter.com/li/1059093
・イベント写真 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums/72157673834809944
蛇足
今日はコニーを追加で書いてみたんですが、うまくかけました!(というか、ホンモノよりかわいくなってしまった)
ずっと絵が苦手でいつも避けていたんですが、最近は果敢にチャレンジするようにしています。そしたら徐々に画力が上がってきた気がしますw。