LINE BOT AWARDSに応募する(かもしれない)アイデアを考えてみよう!先行情報も!?
優勝賞金1000万円と話題となっているLINE BOT AWARDS。賞金は優勝賞金以外にも、部門賞が10個準備されており、それぞれに50万円が準備されています。(学生賞だけ100万円)
ガチで1000万円を狙うか?1点突破で50万円を狙うか?戦い方は自由です。
まだまだ情報があまり公開されていない「LINE BOT AWARDS」ですが、今回大阪で行われたアイデアソンでは少しだけ先行した情報も発表されました。
最新情報はこちらのTwitterアカウント「@LINE_DEV」をフォローするとゲットできます!
MashupAwards運営事務局は、イベントパートナーとしてLINE BOT AWARDSに協力しています。
■LINE BOT AWARDSとは
LINE BOT AWARDSとはLINEのchatbot開発促進及びユーザーへの普及を目的に開催するAwards。個人・法人問わず誰でも参加可能で、応募〆切は2/22です。
賞金は、優勝作品一つではなく、10個の部門賞も準備されています。
<優勝賞金1,000万円の審査基準>
①お役立ち度・・・そのbotが何かの課題を解決しているか
②ユーザーからの支持・・・BOTのお友達の数。(早めのリリースが有利になるよ)
③新機能活用(LINEらしさ)・・・グループ、ボタン型やカルーセル型などの活用
④インパクト・・・Think Bigな発想
⑤サービスの継続性・・・ビジネス的にもやっていけるのかなど
<50万円の部門賞を狙う場合の応募基準>
利用シーン、要素技術、応募者属性別に10個の部門賞が準備されています。
①ライフスタイル部門:検索や予約など日々の生活をちょっと便利にしてくれるbot
②エンターテイメント部門:ユーザーを楽しませたり、音楽や動画などのコンテンツを絡めたbot
③ゲーム部門:botとの対話をUXの軸にしたゲーム
④対話エンジン部門:自然言語処理あるいは他の手法で、質の高い対話エンジンを実装したチーム
⑤グループトーク部門: 1:1ではなく複数人の会話でその価値を発揮するbot。
⑥IoT/Beacon部門 :IoTデバイスとの連携でセンサー関知や制御が行えるbot、LINE Beaconの近接情報を利用してスマホ画面に閉じないユーザー体験を実現したbot
⑦学生部門:学生が企画・開発したもの(※学生賞だけ賞金100万円!)
⑧スタートアップ部門:創業3年未満の企業が開発したもの。新規性やスピード、リスクテイクを重視
⑨ローカライズ部門:台湾、タイ、インドネシアなど各国の事情に即した課題を解決するbot
⑩GEEK部門:開発者による開発者のためのbot
MashupAwards属性には、是非要素技術の「対話エンジン部門」「グループトーク部門」「IoT/Beacon部門」や「GEEK部門」を狙って欲しいところ。
2月22日にの応募締め切りにむけて、今回のようなオフラインイベントも多数開催予定。
2月3,4日に大阪でもハッカソンを開催予定なので、こちらでのチャレンジも待っています。
まだ公表されておりませんが、インフラ提供パートナー(IDCF Cloud、IBMなど)、技術協力パートナー(TMCN、DMM.make AKIBAなど)、LINE Business Connectパートナー(CyberAgent、trans cosmosなど)、API提供パートナーもいるので、こちらも是非ご活用ください。
■NEW機能
Messaging APIのMessage typesはいろいろとありますが、自社サービス・コンテンツへのスムーズな動線設計が実現できる以下の3つの新機能に注目!
これらの機能を利用すると、ユーザーは面倒な入力の手間を省くことができ、botとの会話をスムーズに行うことが可能になると同時に、botは予測不可能なコメントや複雑な会話に対応する必要がなくなります。そして、優秀賞の審査基準の「LINEらしさ」のポイントが高くなる!?
・Buttons・・・画像やテキストなど複数のアクションボタンを組み合わせたもの
・Confirm・・・YES/NOなど2つのアクションを提示
・Carousel・・・「Button Type」と同様の画面を横方向にスクロールする形式で複数コンテンツを配置
■発表アイデア
これらの説明をうけ、今回はLINEを利用したアイデアを考えていただきました。
普通に考えても、ありきたりのアイデアしかでてこないので、今回はある制限の中でアイデアを考えていただきました。
週末に見たもの触ったものをキーワードとして書き出して頂き、ランダムにキーワードを2つ選んでもらいます。そのキーワードを利用しするという制限の中でのアイデアソンです。
(みなさま目を閉じながら、キーワードを選んでいます)
そんな制限の中、考えられたアイデアを紹介していきたいと思います。
まずはベストアイデア賞を獲得したアイデアの紹介です。
<ベストアイデア賞>
①チーム名:ハートフル/サービス名:助けあいシグナルBot
・キーワード:点字名刺×課題を出す
助けが必要な人と、たすけたい人をBeaconを契機にマッチングするサービス。「近くに席を変わって欲しい人がいます」とBotが教えてくれます。
仮想グループを作ってBotを介してやり取りでき、Botがお互いのやりとりを仲介します。
※新機能の「Confirm」を利用してますね。
ベストアイデア賞おめでとうございます。賞品はLINEの1000円プリペイドカードです。
他のアイデアも面白いものばかりでした。
②チーム名:とんてきレトロゲーマーズ /サービス名:自炊クエストそして伝説へ
・キーワード:ポークステーキ×ニンテンド64
自炊は面倒なので、そこにポジティブなゲーム要素を持ち込むというアイデア。
料理をしたら一定の経験値がつき、レベルがあがります。Botに料理写真をつけて投稿すると、それもええけどこっちのほうがいいと返事くれます。たまに課題料理をエンカウントしてくれたりも!?
③チーム名:まなみらぶ/サービス名:まなみちゃん
・キーワード:薬×炊飯器
1日の生活をアドバイスしてくれるbot。薬のデータを読み込み、飲むタイミングを教えてくれます。食べたものを写真で撮影するとログ化もしてくれます。
④チーム名:バスギター
・キーワード:バス×ギター
ライブ会場等のいらいらをいい感じに解消をしてくれるサービス。 会場のトイレ情報を教えてくれたり、シャトルバスの混雑情報をBot化し緩和。 グループにて参加者同士の事前コミュニケーションもできます。
⑤チーム名:皇居護衛官/サービス名:皇居横断ウルトラクイズbot
・キーワード:新幹線×皇居
普段は天皇陛下のbot。雑談に付き合ってくれます。しかし年に一度、誕生日にはウルトラクイズ風のbotとなり、クイズどんどんきます。
発表された作品は以上です!
▶イベント関連リンク
こちらをみていただくと、イベントの盛り上がりがより伝わるかと思います!
・つぶやきまとめ http://togetter.com/li/1057383
・イベント写真 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums/72157675981373481
蛇足
MashupAwardsの2ndSTAGE(準決勝)が終わったばかりの大阪アイデアソン。
週末に見た顔がチラホラと。「MAが楽しかったので!」っとまた参加してくれるのは嬉しい限りです。
イベント情報は↓にあるよー!