優秀作品3つは、待ち合わせBOT、NEWS縦読みBOT、音声をテキスト変換するBOT!

優勝賞金1000万円と話題となっているLINE BOT AWARDS。今まではパートナー企業だけに公開されていたLINEのMessaging APIを一般でも利用できようにし、様々な人達にchatbot開発に触れてもらいたいと想いをもって開催されているAWARDSになります。
賞金は優勝以外にも、部門賞が10個準備されており、それぞれに50万円が準備されています。(学生賞だけ100万円)

AWARDS公式のハッカソンは、東京と大阪で行われ、今回はその大阪ハッカソンになります。
東京は王道作品が多かった気がしますが、さすが大阪。発想が柔らかい作品が多かった気がします。学生が多かったからかな?
では、早速レポートしたいと思います。

MashupAwards運営事務局は、イベントパートナーとしてLINE BOT AWARDSに協力しています。

■発表作品

今回のハッカソンでは、合計で8作品(+2作品)が作られ、優秀作品3つが選ばれました。今回の審査基準は以下の3つです。
①お役立ち度 ②LINEらしさ ③インパクト
優秀作品チームにはLINEグッズ(ブラウン&コニーのぬいぐるみ)をプレゼント!

それでは、まずは優秀作品からご紹介したいと思います。

 

<優秀作品①>
■作品名:待ち合わせモブ/チーム名:チーム学生

待ち合わせ場所を決めてくれるlinebot。 グループに追加すると動きます!
hacklog.jp/works/50309
目的地をエントリーすると、最寄り駅候補をリストアップ。目的地との距離、最寄益別の人数等による重み付けアルゴリズムで待ち合わせ候補をリストアップします。希望をとり、一番人気の場所をお知らせします。

こちらのBOTは待ち合わせ場所が決まったら、BOTがグループから退出するんですが、そこを奥田さんに「使い捨てBOT(自害するBOT)って発想いいな」と褒められてました。
「待ち合わせ場所(スポット)」ではなく、みんなの家から中間的な駅を探すサービスが昔ありましたが、APIパートナーであるVAL研究所さんのAPIを使えばそんなこともできるなーっと思いました。

 


<優秀作品②>

■作品名:NEWS TATE YOMI/チーム名:TEAMTATEYOMI
毎日気になるお天気情報にニュースソースをさりげなく組み込んで配信

hacklog.jp/works/50308
ニュースを数行送ってくるBOT。なんですが、1列目を縦に読むと今日の天気がわかります。天気を知りたくて見るんですが、目に入ってきてしまったニュースはついつい読んでしまう?!

デモはこちら!画像をクリックするとヤフーニュースにとびます。

 


<優秀作品③>
■作品名:てるいいね!(TELine)/チーム名:進撃のマッカー
懐かしくて新しいメッセージサービス 電話とLine繋ぐサービスです。
hacklog.jp/works/50305
LINEで入力した文字を、音声に変換して相手に伝えます。また、電話で話した言葉をテキストに変換してLINEでに送ることも!?このサービスにより、LINEを使えない人(子どもやお年寄り)でもLINEを使ってコミュニケーションできるようになります。
1対1だけでなく、グループ対応も可能。連絡網で複数人に電話をかけなければいけない際、同じ手段(電話で伝える)で複数人に情報が伝わるという利用法もあります。

LINEのテキストメッセージを音声に変換して電話するデモ

こちらの作品はTwilio賞もゲットです!おめでとうございます。

以上が優秀作品の3つです!

優秀作品を選び、全ての作品にコメントをいただいたLINEのお二人。ありがとうございました。特にLINEの奥田さん(写真右)。ハッカソンのサポートお疲れ様でした。

 


続いて、今回作られた作品を全てご紹介したいとおもいます。実は、私の個人的なお気に入りの作品はこの中にあります。

■作品名:幹事くん/チーム名:幹事君
日頃の面倒な幹事作業をすべておまかせできるbot
hacklog.jp/works/50319 
LINEでの対話ベースに日程調整からお店まで決めることができます。

 


■作品名:リアルカノジョ/チーム名:Line_Bot_恋人
恋愛シミュレーションゲーム
hacklog.jp/works/50317
BOTなのにユーザが気を使うという逆転の発想アイデア。
既読スルーすると、BOTがすねます。そしてスルーしすぎると、今度はBOTに既読スルーされるようになります。でも、謝れば許してくれます。そんなちょっとめんどくさい彼女です。
 「BOTはN人と付き合えるので、1対1のシミュレーションゲームとは違ったものができる可能性があるかもね。二股を匂わすとか!?」というコメントをいただいてました。

■作品名:Your favorite bot!!!/チーム名:でっせ
あなたの大好きな芸能人、アーティストの最新情報から購入までをお助け致します!
hacklog.jp/works/50316
アーティスト登録すると、アーティストに関連したニュースや、出演番組などPUSH通知で教えてくれます。但し複数人は対応していないので、お気に入りのアーティストは一人に絞ってね!

■作品名:NYAINE/チーム名:team horinoinu
リマインダー機能付きスーパー超絶かわいい猫BOT
hacklog.jp/works/50310
会話をするとなつき度がかわります。そして時々モンスターが出現しますが、その時は猫パンチでやっつけます。なつき度が下がったり、モンスターに倒されると死んでしまいます。
 作品説明には「リマインド機能」と書かれているのですが、プレゼンではネコとじゃれ合い、最後は死んじゃうって話しかしてないような…。でも、かわいいは正義!

■作品名:suitbot/チーム名:instantGo
サブリミナル効果を応用して、あなたが作りたい献立を提案します!
hacklog.jp/works/50307
画像から想像した献立の統計をとり、潜在的にある欲求に答えます。
話しかけると、いくつかの画像が提示されます。今の気分にあった画像を選択すると、いくつかの献立を提案してきます。食べたいものが決まったら、レシピを教えてくれます。
 「アキネーターっぽいけど一瞬ではやりがおわったので、もう一回やったらいいかもね。」というコメントがありました。
私はこれが一番好きでした。今の気分を画像で選ぶと、メニューが提案されるって、すごく直感的で素敵です。これこそ、「めんどくさいをなくす」という言葉にふさわしい。さらに、発見もあるのが素晴らしい。

参加者の方の発表は以上です。今回は参加者の作品にプラスして、エキシビジョンで2作品の発表がありました!

 

まずひとつ目はTwilio高橋さん

■作品名:LINE Reception by Twilio for KWC
LINEビーコンとTwilioを使った受付システ
hacklog.jp/works/50320
受付にLINEビーコンを設置し、検出しあらMessageを通知。名前をいれると、内線に電話がかかるという仕組みです。

そしてお次はLINEの奥田さん。
MicrosoftのCognitiveServicesの画像解析技術を利用して、写真をとると、その人がどんな風に解析されたのか(年齢、性別、笑顔度、セレブ可否などなど)返してくれるBOTを作ってくれました。

発表された作品は全てです!!

 

■LINE BOT AWARDSとは

LINE BOT AWARDSとはLINEのchatbot開発促進及びユーザーへの普及を目的に開催するAWARDS。個人・法人問わず誰でも参加可能で、応募〆切は2末日です。(延期されましたよ!!)
賞金は、優勝作品一つではなく、10個の部門賞も準備されています。

<優勝賞金1,000万円の審査基準>
①お役立ち度・・・そのbotが何かの課題を解決しているか
②ユーザーからの支持・・・BOTのお友達の数。(早めのリリースが有利になるよ)
③新機能活用(LINEらしさ)・・・グループ、ボタン型やカルーセル型などの活用
④インパクト・・・Think Bigな発想
⑤サービスの継続性・・・ビジネス的にもやっていけるのかなど

<50万円の部門賞を狙う場合の応募基準>
利用シーン、要素技術、応募者属性別に10個の部門賞が準備されています。
①ライフスタイル部門:検索や予約など日々の生活をちょっと便利にしてくれるbot
②エンターテイメント部門:ユーザーを楽しませたり、音楽や動画などのコンテンツを絡めたbot
③ゲーム部門:botとの対話をUXの軸にしたゲーム
④対話エンジン部門:自然言語処理あるいは他の手法で、質の高い対話エンジンを実装したチーム
⑤グループトーク部門: 1:1ではなく複数人の会話でその価値を発揮するbot。
⑥IoT/Beacon部門 :IoTデバイスとの連携でセンサー関知や制御が行えるbot、LINE Beaconの近接情報を利用してスマホ画面に閉じないユーザー体験を実現したbot
⑦学生部門:学生が企画・開発したもの(※学生賞だけ賞金100万円!)
⑧スタートアップ部門:創業3年未満の企業が開発したもの。新規性やスピード、リスクテイクを重視
⑨ローカライズ部門:台湾、タイ、インドネシアなど各国の事情に即した課題を解決するbot
⑩GEEK部門:開発者による開発者のためのbot
MashupAwards属性には、是非要素技術の「対話エンジン部門」「グループトーク部門」「IoT/Beacon部門」や「GEEK部門」を狙って欲しいところ。

 

■サポートAPI

今回のハッカソンでサポートいただいたAPIは以下になります。

LINE Messaging API/LINE Beacon(LINE株式会社)
サービスとLINEユーザーの双方向コミュニケーションを可能にします。
1.ReplyAPI:ユーザーから受信したメッセージに返信する
2.Push API:自らユーザーにコメントを投げかける
3.マルチキャストAPI:複数名に対して同じメッセージを配信する
通常「Push API」は有料ですが、今回のAWARDSに応募いただける作品には無償で利用可能です。
ボタン、カルーセルテンプレート等、Richなメッセージを送る事もできるので、是非ご利用ください。
Beaconは、端末送信しかできないタイプ。HWDのIDによりBeaconの特定をしています。

Twilio(KDDIウェブコミュニケーションズ)
様々な通信チャネルを連携できるコミュニケーションAPI。ビデオ、チャット、電話、SMSなどの通信手段をアプリケーションに簡単に埋め込むことが可能です。

Intel Edison 拡張ボードのHenry/CypressのBLEセンサーモジュール (モーションコントロール)
搭載している9軸センサーで加速度、ジャイロ・地磁気・温度の測定が可能。またUSBカメラなどの機器も使えます。CypressのBLEセンサーモジュールはEdisonのBLEと接続し温度湿度とビーコンとしての機能があります。

 

イベントの様子は、Twitterのつぶやきを写真をみていただけると、盛り上がりがより伝わるかと思います!
・つぶやきまとめ https://togetter.com/li/1077839
・イベント写真 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums/72157679937817385

 

みなさま!お疲れ様でした!応募〆切は2月末日まで延期されたよ!

 

蛇足

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今回のハッカソンではスタバの珈琲を差し入れをしたのですが、筋トレ風ポットでみんな苦労してましたね。

何が筋トレ風かって、押しても押しても少ししか珈琲がでてこないので、二の腕が疲れる疲れる。

そして、2日目のランチは、伴野さんとふたりで配膳おじさんとおばさんしてました。手作り感満載でしたねw。(とはいえ、私達が作ったわけではないですが)

 

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